Report

専門家を招いた研究会・分科会やオープンシンポジウム、その他の「Innovation Nippon」の諸活動において発出された提言書やとりまとめなどをご紹介します。リンクの表示されている各書類は自由にダウンロード頂けます。

研究会報告書

新型コロナウイルス・ワクチン関連の疑義言説に関する調査研究報告書
2022/1/19
[年間報告書]
報告書
全文

Innovation Nipponは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) が、グーグル合同会社のサポートを受けて2013年に立ち上げた研究プロジェクトです。情報通信技術(IT)を通じて日本におけるイノベーションを促進することを目的とし、法制度や、産業振興・規制緩和等の政策、ビジネス慣行などに関する産学連携の実証的なプロジェクトを行い、関係機関の政策企画・判断に役立ていただくための提言などを行っています。

新型コロナウイルス・ワクチン関連の疑義言説について調査を行い、主に以下の点について実態を明らかにしました。

■ ワクチン疑義言説の分類、及び、各分類におけるプラットフォーム事業者、メディア、一般市民に求められる対処策。
■ 国内におけるワクチン関連ツイート数の推移と、時系列で何が話題になったか。
■ Twitter上における疑義言説の割合推移。
■ ファクトチェックの効果。

これらの分析結果から、次の3つの政策的含意を導いています。

1. 迅速にワクチンファクトチェックを進めることが接種率増加に寄与する
2. 大臣等、国の責任ある人や著名人による積極的な発信を行う
3. 一元的に情報・エビデンスをまとめる


【調査研究報告書執筆メンバー】
- 山口 真一(国際大学GLOCOM 准教授・主任研究員)
- 谷原 吏(国際大学GLOCOM リサーチアシスタント/日本学術振興会特別研究員)

【調査研究プロジェクトメンバー】
- 山口 真一(国際大学GLOCOM 准教授・主任研究員)
- 谷原 吏(国際大学GLOCOM リサーチアシスタント/日本学術振興会特別研究員)
- 渡辺 智暁(国際大学GLOCOM 教授・主幹研究員・研究部長)
- 菊地 映輝(国際大学GLOCOM 講師・研究員)

【事務局】
– 小島安紀子(シニアコーディネータ)
– 武田友希(コーディネータ)


■ 成果物
ワクチンデマ対策シンポジウム(セーファーインターネット協会)※2番目の講演



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